コンペの旗を作ってみた。
1. まえがき
とあるオープンコンペに参加してて、コンペで行うドラコンとニアピンの旗は毎回ゴルフ場に作ってもらってるんだけど、他のコンペも開催されていると、どっちの旗かわからなくなってしまう。
以前日本で買ってきた市販品の旗を使ってたけど、何回も使えるものではない。高いものではないけど、海外にいるためほしいときに買えるわけでもない。
ということで、自作することにした。何回も使い回せるものを目指す。
(完成品)
2. 準備
コンペはアウトイン4組ずつの計8組。ハーフでドラコンとニアピンを2回ずつ行うので、(ドラコン2回+ニアピン2回)× ハーフ2回× アウトイン2チーム=16本必要。
材料は、お箸、クリアファイル、強力両面テープ、エクセルで作った記入用紙。
- お箸は、テーパーがついていなく、太さが均一なものがいい。写真はわかりづらいが上より下の方がいい。また、突き刺す土は多少湿っているので、漆塗りやプラスチックだとモアベターね。(小森のおばちゃま)
- クリアファイルは、今回アウトイン2チーム必要なので別の色にしたが、例えばドラコンとニアピンで色を分けてもいい。ただうちのコンペはそういう作り手の意図を汲み取れないおじさんばかりなので、その区別に気付かずニアピンの旗をドラコンに使ったりするのでそれはやめた。というより、そういう意図はえてして自己満足であり、意図を汲み取ってもらえなかったといってそれを責めてはいけない。物事には常にもう一つの側面があるのだ。(タブロイド・真鍋敏彦)
- 強力両面テープ、たぶんこれが長く使えるかどうかのキモだと思う。また、ゴルフは途中で雨が降るかもしれないし、そうじゃなくても朝露で濡れることがあるのでセロハンテープは使えない。
3. 作ってみた。
まずクリアファイルを切る。上から14cmずつ、2回切る。A4用クリアファイルの高さは30cm弱あるが、お箸のサイズを考えると全部使い切る必要はない。ちょうどいいところをさがそう。
背表紙部分をカッターで切って一枚のシートにする。
これをお箸に巻きつけるための細工をする。お箸に巻きつけるだけではなく、旗の裏に1cm幅程度貼り付けることでしっかり固定する。
端から1cmのところに折り目をつける。インクが出なくなったボールペンがベストだが、たまたま職場に置き忘れていたので、今回はマイナスドライバーを使用。
なおクリアファイルのシートには裏表があり、内側だった方の裏面は若干光沢がない。遠くから旗を認識するには光が反射した方がいいので裏面に記入用紙を貼り、表面を丸々残したかったが、裏面は裏面であり、裏面を使用しています感の方が強く出てしまうので、記入用紙は表面に貼ることにした。
折り目をつけるのは表面の方。表面から見て谷折りになるようにしよう。
次に両面テープを貼る。
両面テープを貼るのは、1cmの裏にある部分と、お箸に巻きつける部分。お箸に巻きつけるのは、お箸の直径が約6mmだったので、6mm × 3.14=約18mm。合計28mm。
一方、今回使用したテープは15mm幅のものだったが、両面テープの重複を避けるために28mm未満にしたい。なので15mm× 1.5=22.5mmを貼るようにした。隙間なく貼れるわけではないので22.5mm以上になるし、28mmに満たない数mmの隙間は許容できるだろう。
まず0.5の分。最初に半分だけ貼って、はみ出したもう半分を切って残りの部分に貼る。
続いて残り1.0の分を貼る。1.0はオリジナルの幅そのままという意味なので、切らずにそのまま貼る。
お箸を取り付ける。まず1.0の分の両面テープだけ紙をはがす。で、クリアファイルに付けた折り目に平行になるようにお箸を貼りつける。ここが平行じゃなければ旗が斜めになってしまうので気をつけよう。
あと、お箸の頭は数mm出すこと。地面に突き刺すとき、旗は少し下にあった方が手のひらでこの数mmを押しやすいはず。
1mm幅の方も貼る。隙間ができないよう、指で箸に密着する用に押しながら貼るのがコツ。
それでも隙間はできてしまうので、下の写真のように旗をお箸に丸めるようにして密着させよう。(写真でいうところの、人差し指を前に、親指を後ろにする動き。)
これで旗本体は完成~。^^
続いて記入用紙。今回はエクセルで作成。A4用紙より少し小さくなるくらいで作って、余白部分は切り落とす。図でわずかに見えるかもしれないが、切る場所のしるしもつけておくといい。
裁断機は職場のものを借用。裁断機はこの昔からあるこのタイプが一番使いやすい。
旗本体にセロハンテープで貼り付けて完成。
貼るのは上辺、下辺だけでいい。これは毎回終わったらはがすのでセロハンテープを使用。
できあがり~。
デビューは来週末。長く使えるかな、、、?
4. あとがき
今回はインクが出なくなったボールペンを使わなかったが、工作には絶対必需品。ぜひインクが出なくなりそうになってるボールペンを持っている人が周りにいたら声をかけておこう。(^^)
あと、カッターナイフを使う際のカッターナイフマット。これもぜひ持っておきたい。今回はその辺にあった雑誌を使用。桑田さんごめんなさい~。
ではでは~