とある徒弟の独り言

iPhoneのこと、ゴルフのこと、作ってみたもの、思いついたことなど、ときどきつぶやいています。

こんなときは松田聖子で。

昨日少し飲み過ぎたのと、実は先週来風邪が治らなくて頭がぼーっとしてる(いつも以上に)。朝、ミニバスに一時間揺られて現場に向かうのに、ドカドカうるさいロックンロールバンドより、透明感のある声と作り込まれた楽曲が聴きたくなった。

こんなときは松田聖子がいい。

ということで今朝の通勤は松田聖子の曲を聴きながらミニバスに乗ったんだけど、やっぱり歌が上手だね~。透明感があって張りがあって、繊細さがありながら力強くもある。

 

ファンといえるほどではないから、メジャーどころしか知らないんだけど、どれか一曲だけ好きな曲を選べと言われたら、「チェリーブラッサム」かな。変調していくのがドラマチックな感じがして好き。初期のころの、これから上に登っていく勢いのようなのも感じられるし。

 

あとは、「制服」かな。切ないね~。ただのクラスメート、それだけでいいなんて、一歩踏み込めよ、あとで後悔するよ、と思ってしまうけど、学生の頃の淡い恋、というやつなのかな。そういうことを経験しながら大人になっていくんだね、きっと。

 

他にもいっぱい聞きたくなる曲はあるけど、今朝はもう一曲、「SWEET MEMORIES」をチョイス。頭がぼーっとしてるからやさしい感じがほしくて。1983年発売ということなので、デビュー三年目、21歳のときの曲になるんだけど、大人びた曲をちゃんと歌いこなしてる。

作曲家松本隆曰く、その時点の松田聖子の二歩、三歩先を行く曲を書いてるけど、彼女は見事についてくる。この曲は十歩くらい先を行くように作ったらしく、当初はちゃんとついてこれるか心配したんだけど、それを見事に打ち払ってちゃんとついてきた、と称賛してたんだって。

 

以前観た番組で、松本隆の40周年か、松田聖子の30周年かの特集番組で、松本隆が言ってたんだけど、人気絶頂の頃はレコーディングに割ける時間もほとんどなくて、レコーディングの直前に歌詞を渡しても、ちゃんとその曲の世界観を一発で歌で表現したりしてたんだって。

 

シンガーとして、ボーカリストとして、ある種の天才なんだね、きっと。

 

ではでは~